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文/植木 務(上越市大島区田麦在住)

[2010年4月3日]

<農繁期の始まり>
 列島の桜の便りがニュースの魅力の昨今、当地米どころ農家は苗代田・畑地の除雪の傍ら「筋播き=稲の苗の発芽作業」の準備に掛かっています。

<ミズバショウ・カタクリ・雪割草・・>
 残雪 100-150cmでも沼地はポッカリと穴が開き、ミズバショウ(田通090401)が白い「ほう」を開きました。鉢植のスハマソウ=雪割草も咲き、ピンクの花被片を優雅に反り返すカタクリ、眩しく輝くキスミレとの再会も間近です。

<喉下過ぎれば 「苦労」忘れる>
 豪雪ノイローゼ自認の小生、気力充溢の家内と二人で未だ家周りの雪消しをしています。二階の窓迄=あの高さまで何度も積もった雪を掘って掘って、南はここまで「消やし」ました。陽射しの強まったお天道様の御陰です。今は裏山のブナの芽吹きが楽しみです。(写真は、4月3日撮影)

<当方・見聞録 1/拾われた財布/友人の話題>
 広い川原を散歩中に「財布」を拾いました。交番に届け立会って巡査が中を開け、記録物から落とし主は近くの米人=英語教師と確認、無事返還されました。後日友人宅にお礼訪問があり、更に新年は年賀状も届いたそうです。彼の人の「礼節」に感じ、この事が「日本」の印象を更に良くしたであろうと、私の心も暖かくなりました。

 

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