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文/植木 務(上越市大島区田麦在住)

[2009年10月1日]

<年中行事/9月>
 「稲刈り収穫」の季節、田植えと並ぶ農繁期です。他の集落で「十五夜祭り百八塔(子供会)」もありますが、田麦では集落行事なし。ただ10月の「秋祭り・準備会議」が稲刈りの合間に数回あります。

<此秋記’09/家族合宿/シルバーウイーク>
 息子・連合い・孫たち+私共=10人がこの連休に我家で2-3泊の「合宿」をしました。心配した事=まず家内の労力負荷、炊事・後片付けの連続、朝トイレの混雑、風呂のこと(10人 x 30分=5時間+途中で掃除沸かし替え)など。みな杞憂でした。
 臨機外食、弁当取寄せ、温泉行き、庭でバーベキュー、料理・片付け協力、特に学齢の孫たちの活躍が予想以上でした。来年も同時参集するか? 思案の為所です。

<なんじゃこれ? 2>
 裏庭で発見。ミカドトックリバチ(成虫≒15mm)の巣らしいです。この中に1つの卵と餌となる仮死の青虫が居る様です。親は命を継承した後、見る事叶わぬ我子の為に餌を備え巣に蓋をして役割を終えます。ドロの巣は空気が通い口の密閉は外敵を防ぐでしょう。
 春に巣の中で孵化し餌を食べ羽化すると、トックリの口を破って飛び発つそうです。そして教わる事なく花蜜を貰い花粉を運び、時至れば巣を作り、連綿と世代を重ねて天命を生きるでしょう。

 (写真は、ミカドトックリバチの巣)

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