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文/植木 務(上越市大島区田麦在住)

[2008年5月10日]

<忙繁期・本番>
 まだ沢筋には残雪があるとはいえ5月になると田麦も俄に活気ずきます。
農家は筋蒔き苗代作り田植えの季節。自然観察会や体験学習の学校さん達の来訪。小生はガイド本番、家内は菜園の春耕植付けに追われ、いよいよ多忙なシーズンインです。

<ヤマセミの会>
 当地の自然観察会には歴史ある「ヤマセミの会」があります。
小生も移住直後に入会し多自然環境の素晴らしさを教えて貰っています。このHPのトップ画面に戻り「更新情報・ヤマセミの会ニュース」をクリックすると、1995年以降の活動記録のバックナンバーを見ることが出来ます。小生のレポートも偶に載ることがあります。どうぞ御照覧下さい。

<田麦・新緑祭>
 大型連休の5月4日、恒例の「あさひ季節を楽しむ会」主催の新緑祭が行われました。参加者は年々多くなり今年は100人を超えるほどでした。
開会式の後、ガイドの案内で若葉全開のブナ園の山道を、ウグイスが囀りギフチョウの飛び交う中、濃紺のスミレ桃色のオオイワカガミ純白のトキワイカリソウなどを横目に山菜を摘みながら、昼前に中腹の広場に全員が揃いました。まだ白銀を残す長野群馬県境の千m級の嶺々を見渡せる眺望絶景の座で祝杯を上げ、山菜天婦羅、タケノコ汁、おにぎり、バーベキュー、色んな飲物、などで真昼の宴を楽しみました。
 この日里帰りのご家族も多く、在郷姻戚知友の絆をつなぐこの集いは、野外晴天下の薫風を頬に正に「新緑祭」の名に相応しい爽やかな催しでした。 (写真は、新緑祭を楽しむ美人グループ)

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